平成28年度学内学術セミナーと知的財産の特別講演を開催しました。

平成28年12月26日（月）に岐阜医療科学大学早緑ホールにおいて平成28年度学内学術セミナーを開催しました。

今年度は平成27年度に採択された若手の研究育成を目的とした学内特別研究費受領者の研究うち５件が発表されました。以下に研究タイトルを記します。

・ ラットの各臓器におけるCYP3A発現上流域のエピジェティクス変化とCYP3A発現量との関係に関する研究

・ 核酸クロマトグラフィを用いたノロウイルス迅速検査法の開発

・ Non Clinical放射線治療計画装置Eclipseの導入による研究・教育・広報への活用

・ 新型プラスチックシンチレータSCINTIREXの蛍光検出の試み

・  視覚情報と体平衡情報の差異が生み出す身体への影響

また、特別講演では名古屋造形大学客員教授・青森県立保健大学客員教授の丞村宏先生により「保健医療福祉系大学における知的財産権の現状と課題」というテーマで日本の特許制度や保健医療福祉系大学での知的財産権への取り組みなどを例にご講演をいただきました。講演では大学での知的財産権の保有については教員だけでなく事務職員も教員の研究を妨げないようにスピード感を持った契約が重要であるとの見解を示されました。