医療職 進路でオープンキャンパスは何回行くべき?失敗しない回り方
後悔しないオープンキャンパス活用法と見るべきポイント
【この記事のポイント】今日のおさらい3つ
- 高校生の多くは3校前後のオープンキャンパスに参加して進路を決めており、1つの大学には平均2回前後参加しているデータがある
- 回数よりも「1回目:雰囲気チェック」「2回目:学科・入試の深掘り」という役割分担を決めて参加することが大事
- 岐阜医療科学大学は2026年だけで4日程の来場型オープンキャンパスを用意しており、受験生限定日も含めて「1回目:全体」「2回目:学科特化」で参加しやすい設計になっている
この記事の結論
オープンキャンパスは「最低1回」では足りません。結論として【志望度が高い大学は2回以上、比較したい大学・専門学校は合計3~5校程度】を回しておくと、雰囲気だけで決めて後悔するリスクをかなり減らせます。
一言で言うと「志望度の高い大学には最低2回、全体では3~5校のオープンキャンパスに行くのがちょうどいい」のです。最も重要なのは、「1回目で合う・合わないを感じる」「2回目で具体的な学科・入試・学生生活を確認する」という使い分けをすることです。
失敗しないためには、ただ参加回数を増やすのではなく、「行く前に見るポイントを決めて、帰ってきたらメモを残す」という比較の型を持つことがカギになります。
データから見る「みんな、どれくらい行っているのか」
高校生の平均参加回数は「2~3回」、3校以上回る人が約半分
リクルート進学総研や各社の調査では、高校生の7割以上がオープンキャンパスに参加しており、進学先のオープンキャンパス参加回数は平均2.1回とされています。また、3校以上のオープンキャンパスに参加している人は約46%、5校以上参加している高校生も約4割いるという報告があります。
さらに、スタディプラスなどの調査では、「一番多く参加した大学のオープンキャンパスには何回参加したか」という質問に対し、76.8%の生徒は「1回」と答えた一方、残りの約1/4は同じ大学に複数回参加していたとあります。
受験生のときを振り返ると、なんとなく1回だけ行って終わった学校と夏と秋で2回行った学校がありました。後から振り返ると、2回行った学校のほうが、授業内容や学生の雰囲気まで見えていて、ここに行くと決めるときの迷いが少なかったと感じます。
志望校のOCに複数回参加するのは”マニアック”ではない
PR TIMESに掲載された調査でも、「一番多く参加した大学のオープンキャンパスには何回参加しましたか?」と聞いたところ、1/4の生徒が一つの大学のオープンキャンパスに複数回参加していたとあり、その理由として志望度が高い、学校の課題(レポートなど)、入試説明会や学科別イベントなど、内容が回によって違うなどが挙がっていました。
河合塾のKei-Netのレポートでも、オープンキャンパス参加のピークは高2であり、高1~2のうちに複数回参加している生徒が7~8割を占めるとされています。
実は、「同じ大学に2回行く」のは珍しいことではありません。むしろ、志望度が高いからこそ、違う視点で見に行く人が多いというのが、今の傾向です。
岐阜医療科学大学のOCは「2回参加」がしやすい設計
岐阜医療科学大学の2026年オープンキャンパスは、6月14日(日)10:00~15:00、7月12日(日)10:00~15:00、8月2日(日)10:00~15:00(受験生限定)、8月9日(日)10:00~15:00の4日程で開催されます。
関キャンパス・可児キャンパス同日開催で、入退場自由となており、各学科体験実習、個別相談、学食体験、入試説明などのプログラムが用意されており、公式サイトでも「岐阜医療を体感しよう」と呼びかけています。
医療系のオープンキャンパスに同行したとき、初回でキャンパスの雰囲気・交通アクセス・全体説明を見て、2回目に希望学科の体験実習・先生との個別相談・入試対策講座という2段構えで参加している高校生が多い印象でした。
正直なところ、1回で全部を見るのは無理です。岐阜医療科学大学のように年4回開催があるなら、高2で1回目に「自分に合いそうか」を確認し、高3で2回目に「受験生目線」で具体的な質問をするという使い方が、一番ムダがなくて現実的です。
オープンキャンパスを「何回・どのタイミングで」行くべきか
目安① 志望度別:第一志望は2回、比較校は1回ずつでOK
データと実体験から整理すると、次のようなパターンが現実的です。
第一志望レベルの大学は2回の参加がおすすめです。1回目は高2夏~秋に「雰囲気チェック」として参加し、2回目は高3春~夏に「学科・入試・学生生活の具体確認」を目的に参加するとよいでしょう。比較したい大学・専門学校は1回ずつで十分であり、合計で3~5校程度(平均値2.8校~3.3校)が、多すぎず、少なすぎない現実的なラインになります。
受験生のときは、A大学(第一志望)を夏と秋に2回、B大学(第二志望)を夏に1回、C専門学校を春に1回の計4回で決めました。正直なところ、5校以上回ると、「どの学校がどれだったか」「どの先生の話か」が頭の中で混ざり始めます。第一志望2回+比較校1回ずつのリズムを決めてしまったほうが、心も手帳もスッキリします。
目安② 学年別:高2で”初回”、高3で”決定打”を取りに行く
河合塾の調査では、オープンキャンパスに参加した学年は高2が最多(約70%)であり、高1・2のどちらかで参加したことがある人は全体の79%と報告されており、高2のうちに動いた人ほど、満足度の高い進路を選んでいる傾向が見えます。
また、別の調査では、進学先のオープンキャンパス参加回数は平均2.12回であり、高3生では「4回以上」の参加者が37.5%というデータもあります。
これを踏まえると、高1はまずは1校で「大学ってどんな場所か」を体験し、高2で興味のある3~4校を回って比較し、高3で志望校を絞り込み、第一志望に2回目のオープンキャンパス参加をするという流れが、後悔の少ないパターンです。
高2の夏に初めてオープンキャンパスに参加したとき、正直「まだ先の話だし」と思っていました。でも、キャンパスの雰囲気・学生の表情・先生の話し方を見て、「ここは合う」「ここはちょっと違う」と感覚的に分かってしまった。その経験があったから、高3での学校選びが資料上の比較だけにならずに済みました。
目安③ 岐阜医療科学大学のOCを「2回」でどう使い分けるか
岐阜医療科学大学のオープンキャンパスページを見ると、来場型オープンキャンパス、学科別体験実習、個別相談(教員・在学生・入試)、学食体験、キャンパスツアーなどが用意されており、医療系志望者に必要な情報を1日でかなり深く取れるようになっています。
おすすめの2回の使い分けは以下の通りです。
1回目(高2~高3春)は全体ガイダンス+学科説明+キャンパスツアーをメインに、「この大学の空気が自分に合うか」を感じる回として参加します。2回目(高3夏)は志望学科の体験授業・実習をメイン、入試説明会・個別相談で「受験戦略」「学費・奨学金」を確認し、在学生にリアルな話を聞くという内容がよいでしょう。
実は、医療系大学のオープンキャンパスで1回目は友だちと軽い気持ちで行き、2回目は親と一緒に行って学費や寮の話を聞きました。正直なところ、1回目は雰囲気に流されて「ここ良さそう」としか思っていなかった。2回目で現実的な数字や受験の話を聞いて、「それでも行きたいか」を自分に問い直せたと感じています。
失敗しないオープンキャンパスの”回り方”とチェックポイント
よくある失敗1:行ったのに何も残らない(メモ&比較表がない)
オープンキャンパスで一番もったいないのは、「楽しかった」だけで終わり、家に帰ったら細かいことを忘れてしまうパターンです。
マイナビ進学総合研究所の調査では、「満足度」以上に「参加後に自分をイメージできるかどうか」が出願に強く影響していたことが報告されており、理解度の差は約20~30ポイント、自分をイメージできたかどうかは30~40ポイントもの差がついたとあります。
つまり、「なんとなく楽しかった」より、「ここでの自分の姿がイメージできたか」のほうが大事です。そのためにおすすめなのが、簡単な比較表をつくっておくことです。例えば、ノートに以下のような表を書いておくとよいでしょう。
| 学校名 | 雰囲気(学生・先生) | 通学時間 | 学費・奨学金 | 印象に残ったこと | 不安なこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 岐阜医療科学大学 | 明るい/落ち着いてる | 片道〇分 | 年間〇〇万円 | 実習室が充実、在学生の話がリアル | 数学が苦手でもついていけるか |
| A専門学校 |
帰りの電車や夜のうちに埋めてしまうのがコツです。正直なところ、1週間も経てば記憶はかなり薄れます。
よくある失敗2:「人気のプログラムだけ」で終わってしまう
オープンキャンパスでは、模擬講義や体験実習、キャンパスツアー、入試説明会、在学生とのフリートーク、個別相談など、プログラムが盛りだくさんです。
よくあるのが、体験実習だけ参加して満足、学食だけ楽しんで帰る、緊張して個別相談に行かずに終わるというパターンです。でも、「進路の不安」を解消するのに一番効くのは、入試・学費・奨学金の説明と在学生・先生との個別相談です。
岐阜医療科学大学のオープンキャンパスでも、学科教員との個別相談、在学生による相談コーナー、入試担当者による説明が用意されており、公式サイトでも「個別相談で気になることを何でも聞いてください」としています。
オープンキャンパスで一番印象に残っているのは、体験授業よりも、「実は、入学してから数学の授業についていけるか不安なんです」と在学生に打ち明けたとき、「正直、最初はしんどかった。でも補講と友だちとの勉強会でだんだん慣れたよ」と返ってきた会話です。その一言で、「あ、不安なのは自分だけじゃない」と肩の力が抜けました。
よくある失敗3:1校ずつ”単発”で見て、比較しない
リクルートやマイナビの調査でも、「オープンキャンパスに行ったが、比較せずに雰囲気だけで決めた結果、後悔した」という学生の声が紹介されています。
よくあるのが、なんとなく最初に行った学校の印象だけで決めてしまう、他校に行ってみたら、自分にもっと合う環境があったと気づくというパターンです。これを避けるために、同じ時期(例:高2夏~秋)に2~3校のオープンキャンパスを固めて回り、前述の比較表で横に並べて見ることをおすすめします。
高2の夏に、土曜にA大学、日曜にB専門学校と連続で行きました。その結果、「授業の雰囲気」「学生の雰囲気」「キャンパスの広さ」などが鮮明に比較できました。正直なところ、1校だけだと「普通」が分かりません。2校、3校と見て初めて、「自分が落ち着く場所」が分かってきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 1つの大学のオープンキャンパスには何回行くのが普通ですか?
A. 調査では、進学先のオープンキャンパス参加回数は平均2.1回というデータがあります。志望度が高い大学ほど、2回以上参加する人が1/4程度いることも分かっています。
Q2. 全部で何校くらいのオープンキャンパスに行けばいいですか?
A. 各種調査では、3校以上のオープンキャンパスに参加している人が約46%、5校以上が約4割という結果があります。目安として3~5校を回ると、比較しやすくなります。
Q3. 高2で行くべきですか?高3からでも間に合いますか?
A. 高2で参加した人が最も多く、高1・2のどちらかで参加した人は全体の79%を占めます。高3からでも間に合いますが、高2のうちに少なくとも1回は行っておくと安心です。
Q4. 岐阜医療科学大学のオープンキャンパスは何回行くのがいい?
A. 第一志望候補なら2回がおすすめです。高2~高3春に1回目で雰囲気を見て、高3夏に受験生向けプログラムや学科体験を中心に2回目に参加すると、理解が深まります。
Q5. オープンキャンパスで必ず見ておくべきポイントは?
A. 「通学時間」「授業・実習内容」「国家試験対策・就職支援」「学費と奨学金」「学生・先生の雰囲気」の5つです。
Q6. 行ったあとに何をすればいいですか?
A. その日のうちに比較表やメモを作り、「良かった点」「気になる点」「感じたこと」を書き出しましょう。それを元に家族や先生と話をすると、進路が整理されやすくなります。
Q7. オープンキャンパスに行けない場合はどうすればいい?
A. オンラインオープンキャンパスや個別相談、動画コンテンツを活用しましょう。調査でも、来校とオンラインの両方に参加した生徒は平均3.3回と、理解度が高かったことが分かっています。
Q8. 一緒に行く相手は、友達と保護者どちらがいい?
A. 両方経験するのが理想です。友達と行くと雰囲気を見やすく、保護者と行くと学費や奨学金・通学の現実的な話がしやすくなります。
まとめ
オープンキャンパスは「第一志望2回+比較校1回ずつ」「合計3~5校」が、データと実体験から見て現実的で後悔の少ないラインです。
高2までに1回目で雰囲気を見て、高3で2回目に具体的な学科・入試・学費を確認する2段構えが、志望校決定の精度を上げてくれます。岐阜医療科学大学は年4回のオープンキャンパス(うち1日は受験生限定)を用意しており、「1回目:岐阜医療を体感」「2回目:志望学科を深掘り」という使い方がしやすい医療系総合大学です。
失敗を避けるには、「行く前に見るポイントを決める」「帰宅後すぐに比較表を埋める」「複数校を同じ時期に回る」という型を持って動くことが大切です。
オープンキャンパスに行ったほうがいいとは分かっているのに、「いつ・何回・どこに行けばいいか」が決められず、大学のイベントページを開いては閉じるのを繰り返している人は、今がアクションを起こすタイミングです。
まずは紙に「気になっている学校名」「この夏行けそうな日」「1回目に見るポイント(雰囲気/通学/学科)」の3行を書き出し、そのメモを片手に岐阜医療科学大学のオープンキャンパスページを開いて、日程を1つだけ予約してみてください。
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