今日は私たち看護の学生が学ぶ「母性看護学」の演習について紹介するね! 「母性看護学」って、お産をするお母さんと生まれてくる赤ちゃんのケアをするんだよね?
男性からするとあまりなじみがなくて不安なんだけど、どんなことを学ぶのかな?
じゃあ、実際に授業でどんなことを学んでいるのか、少し見てみよう!
—演習室—
ここは母性看護学の演習室だね。
えっ、洗面台に赤ちゃんが!? …あ、これって実習用?
そう、これは「沐浴(もくよく)」と言って、赤ちゃんをベビーバスに入れて身体を洗っているの。
生まれたばかりの赤ちゃんは新陳代謝が活発で汚れがたまりやすいから、常に身体をきれいにしておくことが大切なの。汚れはちゃんと落とさないといけないんだけど、赤ちゃんの肌は未熟でとってもデリケートだから、やさしく丁寧に洗わないといけないのよ。
そうなんだ!洗面台じゃなくてベビーバスなんだね!
今は男性も積極的に育児に関わることが大切だよね!
これは洗い終わった後だね!新しいおむつに替えてあげてるのかな? その通り!赤ちゃんはまだうまく体温調節ができないから、身体を冷やしてしまわないようにそのあとの着替えもスムーズにできるようにしないとだめなの。そのほかにも、赤ちゃんの全身をよく観察して異常がないかチェックする機会でもあるから、沐浴はとても大事なケアなのよ! へー!ただ身体を清潔にするためだけじゃなくて、赤ちゃんの健康を考えた大事な作業なんだね!ほんとに奥が深いね。看護ってすごい! その通り!
赤ちゃんのケアひとつにも、たくさんの知識とやさしさが詰まってるんです!
次回はまた違った視点から、医療の学びをのぞいてみましょう!



