GUMS LIFE

サークル活動の魅力をここから発信!Vol.2 薬学ブリッジングサークル

岐阜医療科学大学には、学生同士の交流や学びを深めるクラブ・サークル活動がたくさんあります! 専門知識の勉強だけでなく、仲間と協力したり、他学科の学生とつながったりできるのも魅力のひとつ。 ここでは、医療従事者を目指す学生たちのリアルなサークルライフを紹介します!

今回ご紹介するのは、新しく誕生した「薬学ブリッジングサークル」です。

「化学や物理、生物って、将来どんなふうに役立つんだろう?」
薬学を学んでいると、そんな疑問を感じたことはありませんか?

薬学ブリッジングサークルは、基礎科目と臨床をつなぐ“架け橋(Bridge)”になることを目的にスタートしたサークルです。

現在は、3年生5名・2年生3名の学生が活動中。学年を越えて意見交換しながら、和やかな雰囲気で学びを深めています。

そして現在、新しい部員を募集中!
「基礎科目が少し不安…」「臨床とのつながりをもっと理解したい」「国家試験に向けて今から準備したい」
そんな方はもちろん、学年を問わず参加大歓迎です。

主な活動内容

このサークルでは、薬学の基礎知識が実際の医療現場でどのように活かされているのかを学びながら、「なぜこの薬はこの用法・用量なのか」といった疑問を、科学的根拠(エビデンス)に基づいて考える力を養います。
基礎科目の理解が深まるのはもちろん、国家試験対策や、将来の実践的な薬剤師業務にもつながる学びが得られるのが特長です。

■ 実践的な「事例研究」と「勉強会」

授業の延長ではなく、自主的な調査と共有をメインに活動しています。

  • 事例集の作成:基礎科目が臨床に応用されているケースを調査・系統別に分類。
  • 国家試験・CBT対策:臨床系(実務)の問題を、化学・物理学・生物学・細菌学などの基礎知識を使って、ひも解きます。
  • 相互研鑽:部員間で情報を共有し、一人では気づけない視点を学び合います。

 

事例研究と勉強会での様子

■ 活動のメリット

  • 深い学び:学問の意義を知ることで、日々の授業の理解度が飛躍的に向上します。
  • 試験対策:早いうちからCBTや国家試験を意識した「考える力」が身につきます。
  • レポート・課題への応用:論理的な考え方が身につき、各科目の課題作成もスムーズになります。

 

 

 

実際の活動の中で使用した国家試験の過去問題です。

 

第109回 薬剤師国家試験

 

 

正解は3です。散剤を多めの水で溶かしてしまうと全量飲めない場合があります。

 

では1はどうしてダメなのでしょうか?

薬は熱に弱いものが多く、分解して効力が低下、また十分に冷まさないと口腔内をやけどするかも?

では2はどうしてダメなのでしょうか?

ハチミツにはごく少量ボツリヌス菌が混入することがあります。1歳未満であると腸内細菌の環境が整っておらず、腸内でボツリヌス菌が増殖し、その菌から毒素が出ます。そうすると、全身の筋力低下、脱力状態、哺乳力の低下、泣き声が小さくなるなどの症状が現れ、最悪の場合には呼吸ができずに死亡することもあります。

では4はどうしてダメなのでしょうか?

前日に2種の薬剤を混ぜておくと、その薬剤が配合変化などにより薬の効果が低下する可能性があります。飲む直前であれば影響はすくないかもしれません。

では5はどうしてダメなのでしょうか?

坐薬を冷えた状態(硬い状態)で使用すると直腸粘膜を傷つける恐れがあります。したがって、挿入する前に室温に戻すか、手で少し温めてから使用すると良いでしょう。

 

国家試験の問題を解くには、物理学・細菌学・化学・生物学などの基礎知識が欠かせません。
低学年のうちに基礎科目をしっかり学ぶことが、臨床問題の理解や、将来薬剤師として現場で働くうえでの土台になります。

 

サークル顧問の声

「どうしてそうなるのか?」を追求する楽しさを、私たちと一緒に体験してみませんか?

薬学の学びは、暗記だけではなく“理由を考えること”がとても大切です。低学年のうちに基礎をしっかり固めておくことは、将来薬剤師として活躍するための大きな武器になります。

国家試験では、物理学・細菌学・化学・生物学など、基礎科目の知識を使って問題を解く場面が多くあります。これらの知識は、国家試験対策にとどまらず、臨床(実務)の問題を考えるとき、そして実際の医療現場で薬剤師として働くうえでも欠かせません。

薬学ブリッジングサークルでは、こうした基礎科目と臨床とのつながりを意識しながら学びを深めています。
学年は問いません。興味のある方は、ぜひ一度、見学に来てみてください!

 

サークル基本情報

活動日:各学年の空き時間を活用。月に一度お昼休みに全員でミーティング

活動場所:可児キャンパス

活動内容:実践的な「事例研究」と「勉強会」

部員数:8名(3年生5名/2年生3名)※2026年現在

顧問:森博美教授(臨床薬学系)

活動費:必要に応じて材料費程度