── 臨床検査技師を目指したきっかけを教えてください。
「高校で生物に興味を持って、人体の仕組みを学ぶうちに、健康状態からなぜ病気になるのか知りたい、また異常を早期に見つけて一人でも多くの患者さんを救いたいという思いが生まれました。それがこの職業を目指す原点でした。」
── 岐阜医療科学大学を選んだ理由は?
「先生との距離が近く、気軽に学習相談ができるので学びやすい環境だと感じました。また、生殖補助医療が学べるのも大きなポイントです。不妊治療についてしっかり学べる大学は全国でも限られているので、貴重な機会だと思いました。」
── 今、大学で学んでいることは?
「免疫応答や抗体に関する免疫検査学、感染症や抗菌薬を学ぶ微生物検査学、不妊治療に関する生殖補助医療学など、幅広く学んでいます。生理機能検査学では、心電図を見るだけで病気を判定できることを学びました。解剖組織学では、体の臓器のメカニズムに触れ、臓器の成り立ちや役割について詳しく知れて、面白い学問だと感じています。」
── 後輩へのメッセージを一言。
「まずは“行動してみること”が大事です。勉強はもちろん、サークルやボランティア活動にも積極的に参加すれば、いろんな人との出会いがあって、自分の考えも広がります。学生生活は一度きり、全力で楽しんでください!」
