GUMS STORY

異常を見つけて、一人でも多くの患者さんを救いたい

岐阜医療科学大学には、臨床検査技師・診療放射線技師・看護師・薬剤師といった医療系国家資格を目指して、日々努力を重ねる学生たちが数多くいます。 今回は、その中から臨床検査学科に在籍する学生に、「目指したきっかけ」「今、学んでいること」、そして高校生へのメッセージを聞きました。
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Profile

岩瀬さん
保健科学部 臨床検査学科3年 ※2025年取材

臨床検査技師志望
長野県出身

── 臨床検査技師を目指したきっかけを教えてください。

「高校で生物に興味を持って、人体の仕組みを学ぶうちに、健康状態からなぜ病気になるのか知りたい、また異常を早期に見つけて一人でも多くの患者さんを救いたいという思いが生まれました。それがこの職業を目指す原点でした。」

 

── 岐阜医療科学大学を選んだ理由は?

「先生との距離が近く、気軽に学習相談ができるので学びやすい環境だと感じました。また、生殖補助医療が学べるのも大きなポイントです。不妊治療についてしっかり学べる大学は全国でも限られているので、貴重な機会だと思いました。」

 

── 今、大学で学んでいることは?

「免疫応答や抗体に関する免疫検査学、感染症や抗菌薬を学ぶ微生物検査学、不妊治療に関する生殖補助医療学など、幅広く学んでいます。生理機能検査学では、心電図を見るだけで病気を判定できることを学びました。解剖組織学では、体の臓器のメカニズムに触れ、臓器の成り立ちや役割について詳しく知れて、面白い学問だと感じています。」

 

── 後輩へのメッセージを一言。

「まずは“行動してみること”が大事です。勉強はもちろん、サークルやボランティア活動にも積極的に参加すれば、いろんな人との出会いがあって、自分の考えも広がります。学生生活は一度きり、全力で楽しんでください!」

それぞれ違ったきっかけで医療の道を目指す学生たち。
今は、将来の夢に向かって前向きに学びを深めています。
医療職に必要なのは、特別な経験や完璧な準備ではなく、「学びたい」という気持ちから始める一歩。
将来の進路に迷っている人も、まずは少しずつ、自分の「興味」や「得意なこと」に目を向けてみてください。

岐阜医療科学大学には、それを後押ししてくれる環境と仲間がきっと見つかります。