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大学院大学院

保健医療学研究科

本研究科を志望するみなさまへ

 健康の維持増進、検査、治療といった共通の目的である『医療』に対し、様々な職種の医療人がその方法論をお互いに理解し、連帯責任を果たすことができなければチーム医療は成立しません。しかし日進月歩する医療技術を専門外の領域に至るまで全て理解することは困難です。本学学部教育では、「保健科学」を医療技術の重要な基礎として、臨床検査、放射線技術、看護の3つの領域で40年以上の教育・研究を実践してきました。この岐阜医療科学大学の特色を生かし、本大学院では、すでにこのいずれかの専門領域の国家資格をお持ちの皆様が、応用科学である『保健医療学』において他職種の技術や知識への理解を深めながら、さらに御自身の専門性を高める機会を提供いたします。
 大学卒業後すぐに進学し専門性を高めていく、あるいは、すでに医療の現場で実践されている中で専門性を高めていくことも可能なプログラムを用意しております。本大学院で専門分野として設定しています「在宅」、「高齢者」、「母子」、「医療連携」の各分野は、従来、看護学の専門分野として捉えられてきました。しかし本大学院では、これらを広く日本の保健医療における重要な課題として、臨床検査学、放射線技術学、看護学それぞれの立場から一体化して捉えることにしました。各専門職種の新しい技術や知識を身につけ実践していくのみならず、他職種理解から新しい技術を生み出す、あるいは得られた技術・知識を形に表すなど社会に還元する手段を身につけていただきます。
 地域や医療現場でのオピニオンリーダーとなるべく熱意ある方をお待ちしております。

専任教員一覧

山岡 一清教授・副学長 田中 邦彦教授・研究科長
石黒 啓司教授 内野 聖子教授
片渕 哲朗教授 櫻井 智徳教授
杉浦 浩子教授 成 順月教授
高崎 昭彦教授 中村 浩二教授
三谷 智子教授 薬袋 淳子教授
重山 昌人教授 橋本 廣子教授
山本 洋子教授 篠原 範充准教授
下郷 智弘准教授 八田 武俊准教授
服部 高幸准教授 三嶋 智之准教授
水谷 さおり准教授 加藤 太喜子講師

保健医療学研究科の概要

 岐阜医療科学大学は、高度な医療専門職を育成する高等教育機関として、優秀な臨床検査技師、診療放射線技師、看護師、保健師、助産師を輩出してきました。また、医療系3学科を有する強みを活かし、保健科学部全体でチーム医療に関する教育を行い医療現場で活躍できる人材を育成しています。
 現在の日本においては超高齢化・少子化社会が急速に進展しており、保健医療への対策は国の重要な施策の一つとなっています。特に、地域における在宅療養者や高齢者、母子保健医療に係る課題への対応は重要度が高く、これらの課題に柔軟に対応するためには、複数の医療専門職が連携してケアにあたるチーム医療の体制を整えていくことが必要です。
 チーム医療においては、他の医療専門職に関する専門知識や技術、また課題を理解することが重要です。そこで、本大学院では学部での教育を基盤とし、臨床検査技師、診療放射線技師、看護師または保健師それぞれの専門性を高めると共に、チーム医療におけるそれぞれの医療専門職の役割を理解し、より効果的に連携することができる力を養うことで、高い「実践力」、「リーダーシップ力」、「管理力」と、医療現場における「教育力」を備えた人材の育成を目標としました。
 このため、本学では「臨床検査学分野」「放射線技術学分野」「看護学分野」のような、従来の大学院に設置されている分野ではなく、我が国の保健医療政策において大きな課題である「在宅」「母子」「高齢者」並びに「医療連携」の4つに焦点を置き、それぞれの専門分野を設置しました。これらの専門分野における自らの職種の課題に取り組み、研究によってその職種の専門性を高めるとともに、他の医療専門職の技術や課題を理解しチーム医療における実践力を養います。

研究科、専攻の名称

岐阜医療科学大学大学院保健医療学研究科
(Graduate School of Health and Medicine,Gifu University of Medical Science)

保健医療学専攻 修士課程
(Master Course of Health and Medicine)

学位の名称

修士(保健医療学)
(Master of Health and Medicine)

養成する人材像

 臨床検査技師、診療放射線技師、看護師それぞれの立場から、保健医療学分野における高度な専門性と多職種連携による課題解決能力を有し、それにより地域保健医療現場で高い実践力、リーダーシップ力、管理力を発揮でき、また現場での教育力を持った人材。

研究科教育目的

 地域保健医療推進のため重要な「在宅」、「高齢者」、「母子」、「医療連携」それぞれの分野において、個人の持つ専門性を多職種連携の視点から伸長させ、高い専門能力をチーム医療で発揮できる高度医療専門職の育成。

各専門分野の教育目標
  • ①在宅保健医療学分野

     在宅で生活しているすべてのライフステージにおける人々の健康維持・増進、疾病治療に関して、臨床検査学、放射線技術学、看護学の幅広い分野の専門知識を高め、多職種連携で円滑に地域保健医療を推進できる、またはリーダーシップをとって活躍できる人材の育成。

  • ②高齢者保健医療学分野

     高齢者の健康維持、増進を目標に、健常人の身体機能とその加齢に伴う変化、その評価方法を身につけることで医療現場における問題点の客観的な抽出と評価、それらに基づいた高度な課題解決能力を有する人材の育成。

  • ③母子保健医療学分野

     妊産婦や産後の女性、胎児期から思春期までの小児の健康問題に関する専門知識を高めると同時に、課題解決のための研究方法を身につけることで、地域母子保健活動や医療現場でチーム医療のリーダーシップが取れ、教育能力をもつ人材の育成。

  • ④医療連携展開学分野

     臨床検査技師、診療放射線技師、看護師という医療専門職が、チーム医療の立場から各専門分野の課題について共有することを基礎とし、その基礎の上で、医療連携における各専門課題の研究を行って、それぞれの高い専門性をチーム医療により発揮できる実践的リーダーの育成。

授業科目について

授業科目の概要
  • 1)基本的な考え方

     共通科目は全ての科目が必修であり、本大学院に入学した臨床検査技師、診療放射線技師、看護師が、自らの職種及び他職種の視点から保健医療学における課題と対策について理解し、チーム医療において必要とされる知識及び技術を修得します。その上で、チーム医療におけるそれぞれの役割を的確に認識することで、チーム医療を効果的に機能させるための管理能力と多職種連携の場においてリーダーシップを発揮できる力を養います。また、自らの職種の専門性を高めるため、研究方法、研究者に必要とされる倫理、実践的に必要な疾病の対処方法、リスク管理、対応能力及び教育力を身につけます。専門科目については、選択した専門分野における各職種の課題と役割を理解することにより、チーム医療を実践する上でより高度にかつ機能的な多職種連携を構築できる実践力を身につけます。また、特別研究で自らの職種に関する専門性を高めることにより、保健医療の現場において中核となって活躍できる医療専門職を育成します。

  • 2)共通科目の編成の考え方と内容

     本大学院への入学者は、臨床検査技師、診療放射線技師、看護師のいずれかの有資格者であり、また社会人経験を経ているかどうかの違いもあります。これら様々な入学生が保健医療学領域の4分野において、それぞれの専門研究を行って実践できるようにするには、この4分野の重要性や課題、研究方法等について共通の理解を深め、またチーム医療の視点を持って、それぞれの専門性をどのように実践したら良いか、考え研究する必要があります。このため、保健医療学に係る総論、研究方法論を配置し、本科目において、各専門職の多職種連携から見た課題が共通に学べ、またそれぞれの研究方法が理解できるようにしました。

  • 3)専門科目の編成の考え方と内容

     本大学院研究科では、専門科目分野を、臨床検査学、放射線技術学、看護学の立場から設定するのでなく、保健医療学の立場から、これらの専門性を基盤として構成し、「在宅保健医療学」、「高齢者保健医療学」、「母子保健医療学」、「医療連携展開学」の4専門分野を設定し、それぞれの分野の教育目標を達成するための専門科目を配しています。
     専門科目では、学生それぞれが持つ専門性と本大学院共通科目の履修を踏まえて、それぞれの分野の専任教員が担当の研究内容に沿って理論やエビデンス、実践での方法論、課題解決の手法などを、論文や資料などを多用して指導します。
     この4分野における専門教育は、科目責任教員の下にオムニバス形式としますが、オムニバス担当部分において、単に各専門の教育にならないよう、多職種連携の視点から専門教育を行い、課題の研究を指導します。
     授業の形態は、特論、セミナー、演習Ⅰ・Ⅱ、特別研究の5つの教育科目から構成しました。特論では、保健医療学それぞれの分野において活躍できるように必須の知識として、それぞれの専門の内容を各保健医療分野の視点で理解し、課題を発見して研究に結びつくようにしました。セミナーでは、事例検討や文献抄読等を中心に、また具体的手法等を学ぶ内容にして、実践力を身につけられるようにしました。演習Ⅰ・Ⅱでは、その分野の中でも、各専任教員が各々の研究分野における高い専門性のある研究内容について、研究方法、研究理論、結果や考察、倫理観などについて教育を進め、特別研究に関わる考え方に結びつく内容にしています。これらの専門科目は、共通科目と同じく、多種の専門分野から学べるよう、特別研究以外は、各分野の専任教員がオムニバスで講義を行います。

教育課程について

教育課程表
  • 修了要件及び履修方法

     修了要件として、共通科目の必修科目10単位、専門科目の選択科目から20単位以上修得し(主に選択した分野の特論、セミナー、特別研究は必須とし、その分野の演習ⅠまたはⅡを修得すること。併せてその他に1分野を選択し、特論とセミナーを修得すること。)、30単位以上修得すること。また、本大学院の行う修士論文の審査に合格することとする。(履修科目の上限:22単位(年間))

教育方法

 1年前期では4つの専門分野の内容を理解し、またそれぞれの専門から見た4分野における課題について学びます。1年後期には、入学時に選択した1分野における「特論」を学び、さらに2年前期には「セミナー」を受講します。更に、選択した分野以外の分野についても学び、課題を考えるために、選択分野以外の分野から「特論」及び「セミナー」を受講します。この「特論」においては、多職種連携の立場に立った専門教育を行い、「セミナー」においては「特論」に係る課題の事例研究や研究評価方法等を指導します。これら各分野における専門教育の上で、研究指導教員が担当する「演習Ⅰ」もしくは「演習Ⅱ」を履修します。この「演習」においては、分野において更に個別課題に絞ったテーマの課題検討や事例検討を行い、「特別研究」テーマの選択や研究方法等を指導します。このような教育体系の中で、各々の特別研究テーマを決め修士論文を作成します。

授業体制

 授業時間割は土曜日を中心に、毎週木曜日1コマ(昼間又は夜間)を開講し、病院等に在職のまま入学を希望する社会人に対して、入学後も社会人が学び易いように配慮します。

  • ①授業の実施方法

    講義・演習時間は、原則として木曜日1コマ(昼間又は夜間)及び土曜日開講を設定しています。

    土曜日5コマ 9:30~18:20
    木曜日1コマ 昼間 9:30~18:20の間の1コマ 又は、夜間 18:30~20:00の1コマ

    ※なお、教員と学生の合意形成を基に、学生の便利な時間に講義・演習を設定し、実施計画をたてられるよう配慮します。

  • ②修業年限等

    修業年限は2年です。

PDF大学院シラバス(平成30年度入学生用)はこちらからご覧いただけます。

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研究概要一覧

在宅保健医療学分野
教員氏名 研究概要

薬袋 淳子(Junko Minai)

職位:教授
学位:博士(医学)

地域社会の中で生活するあらゆるライフステージにおける人々を統合的に捉え、健康の保持・増進、生活支援方法の開発・推進を目指す人材を育成する。具体的には、周産期の健康管理、学校・地域・家庭の連携など、個人あるいはその家族の生涯にわたる健康生活の確立や、アクティブシニアから要介護高齢者など、健康レベルに応じた疾病予防と健康の維持増進、セルフケア、終末期ケアについての研究の基礎を学び看護実践に活かす。

高崎 昭彦(Akihiko Takasaki)

職位:教授
学位:博士(医学)

生体微量蛋白質を標的とし質量分析法を使った疾患プロテオミクス解析を中心に行う。①唾液・尿など非侵襲的に採取できる生体試料を用いた応用的研究、②看護ケアやリハビリなどにおける評価指標バイオマーカーの探索、③疾患バイオマーカーに結合する抗体を人工抗体ライブラリより作成し、新たな超低侵襲標的化診断治療(抗体療法)の開発。以上を基に疾患の早期発見に向けた新規POCT法の開発を目指し研究を行う。

杉浦 浩子(Hiroko Sugiura)

職位:教授
学位:博士(医学)

研究の中心的テーマは、患者・家族の心理、患者-看護者(学生)コミュニケーションとする。看護を題材とした研究は、質的にも量的にもアプローチが可能であるため、最初に各種研究デザインと分析方法について深く学ぶ。その上で、専門演習で課題とした学習内容を踏まえ、さらに視野を広げて文献学習を行い、研究テーマを絞り込む。次に、テーマに適した研究デザインを選択し、研究計画を立案し、データ収集の準備とデータ収集を行う。得られた結果を適切な方法で分析し、修士論文を作成する。

篠原 範充(Norimitsu Shinohara)

職位:准教授
学位:博士(工学)

わが国では乳がんの罹患率が増加傾向にあり、特に乳房形態が欧米諸国とは異なること、若年層の罹患率が高いことなどにより、より良い乳がん検診システムの確立が急務となっている。ここでは、乳がん検診の画像診断として用いられているマンモグラフィおよび乳腺超音波に関する①医学的な画像診断分野への応用、②工学的な画像評価・処理技術の研究、③予防医学的に対する新しいシステムの導入。以上を目指し研究を行っていく。

高齢者保健医療学分野
教員氏名 研究概要

田中 邦彦(Kunihiko Tanaka)

研究科長 職位:教授
学位:博士(医学)

システム生理学的手法を用いて、温度・湿度・加速度あるいは聴覚・視覚変化等の様々な刺激を与え、呼吸循環系応答を中心とした生体信号の取得とその動態を解析する。また、運動や食事に対するそれらの信号変化の取得・解析とその意義の考察を行う。必要に応じて医用工学的研究方法を用いて刺激作成、生体信号取得方法を独自に構築し、その正確性・有用性の検証、研究発展のための手法を用いて論文を作成する。

中村 浩二(Koji Nakamura)

職位:教授
学位:博士(医学)

本研究では、重心動揺計を用いて姿勢反射のメカニズムを検討し、高齢者と若年者の姿勢制御の相違点を明らかにする。サーモグラフィーや各種モニターを用い、様々な負荷に対する中枢温や末梢温の反応から高齢者の体温コントロールに対する研究を進める。顕微フーリエ変換赤外分光装置を用いて、加齢に伴う生体タンパク質の構造変化について解析を行う。以上のテーマとその関連領域から、研究課題を選定し論文作成を行う。

内野 聖子(Seiko Uchino)

職位:教授
学位:博士(看護学)

高齢者の保健医療福祉をテーマに文献クリティーク、研究課題の設定、対象の選定、方法の選択などの研究計画を立案し、調査、データ分析、考察を経て、論文作成に至るプロセスを経験する。さらに、学会での発表や学会誌への投稿に向けた準備も行えるように学習する。また、制度や政策をふまえて改善していくべき支援方法について考察できることを目指し、グループディスカッション、個別の指導を受けながら研究論文を完成させる。

八田 武俊(Taketoshi Hatta)

職位:准教授
学位:博士(文学)

健康心理学分野における研究をもとに、修士論文作成行う。おもに高次脳機能や性格特性といった心理的要因、性別や年齢といったデモグラフィック要因、生活習慣などの環境要因と健康指標との関連性について、学生自らが仮説をたて、その検証に最も効果的な研究方法や対象の設定、測定方法を決定し、統計的手法を用いて論文を作成する。

母子保健医療学分野
教員氏名 研究概要

成 順月(Jungetsu Sei)

職位:教授
学位:博士(医学)

母子の心身健康に影響を与える要因を明らかにし、母子の健康問題の予防や改善につなげる有効な問題解決方法を探るためのさまざまな研究方法について、課題の見つけ方から概念枠組みの構築、研究方法の選定、研究計画書の作成、研究対象の選定、データ収集や解析法、結果の解釈と研究論文作成までの一連の過程で、問題解決に向けた論理的・分析的思考を養い、母子保健分野の実践や教育につながる研究を行う。

櫻井 智徳(Tomonori Sakurai)

職位:教授
学位:博士(医学)

わたしたちは、日常的に微量放射線を浴びており、さらに、有用な診断結果を得るために放射線に被ばくすることがある。放射線障害のターゲットはDNAであるため、細胞生物学、分子生物学的手法を用いて細胞レベルでの放射線影響を明らかにし、母子保健分野の視点から、発達過程、細胞分化過程に対する放射線影響を解明する。

石黒 啓司(Hiroshi Ishiguro)

職位:教授
学位:医学博士

異常な遺伝形質は、子孫に反映され遺伝性疾患として現れる。これら遺伝性疾患の病態把握に用いる測定系の開発を分子遺伝学の技術を用いて行う。標的分子は、若年性ハンチントン病の原因蛋白質や肥満や癌との関係があるα2-glycoprotein等の体液中に存在する蛋白質を用いて、子孫に受け継がれる疾患関連蛋白質の研究を行う。主に、組織での蛋白質発現を確認して母子保健分野に有用なツールの開発を行う。

三嶋 智之(Tomoyuki Mishima)

職位:准教授
学位:博士(農学)

近年では妊婦・産褥婦における様々な機能性食品が利用されるようになってきたことから、対象者への効果について十分な検討が必要である。そのために分析機器の取り扱いと、培養細胞・動物およびヒトの試料の分析方法を習得し、細胞培養・実験動物およびヒトを対象とした実験方法と、生体外での実験方法を組み合わせて、栄養素の代謝や食品成分の機能性のメカニズムについて明らかにする。

水谷 さおり(Saori Mizutani)

職位:准教授
学位:博士(看護学)

女性とその家族のライフステージには、妊娠・出産・育児のみではなく、思春期から更年期まで様々な研究課題が溢れています。中でも、母乳育児支援・母性看護学・助産ケア・産後ケア・子育て支援・シングルマザー・家族看護・地域母子保健・子育て支援システムなどについて、女性とその家族が求められているケアが受けられることや地域で安心して生活できることに関連した研究をテーマとしています。

医療連携展開学分野
教員氏名 研究概要

片渕 哲朗(Tetsuro Katafuchi)

職位:教授
学位:博士(工学)

工学系医用画像解析/分子イメージング解析/遺伝子解析の研究者が連携し、新たな発想に基づく斬新なリサーチを行う。基礎研究ではRIによる細胞の変化を調べることにより、核医学検査が人体に及ぼす影響を探る。臨床研究では18F-FDG PET画像の診断支援システム構築、脳血流定量解析における自動的解析手法の開発、新種微細藻類(バイノス)による放射能除去に関する研究などを行う。

三谷 智子(Satoko Mitani)

職位:教授
学位:博士(社会健康医学)

本分野の特別研究では、災害時における医療連携を中心としたさまざまな課題を検討する。災害時に助かった命が、その後の避難生活の中で失われてしまう震災関連死の防止等に焦点を当て、学際的なアプローチを考案する。また災害時の健康被害について、疫学的なアプローチからエビデンスを得る。限られた医療の人的・物的リソースを有効に管理・活用し、地域の被災者の人々の命を護ることを課題とする。

服部 高幸(Takayuki Hattori)

職位:准教授
学位:博士(医学)

組織・細胞診標本作製技術の改善と開発において、早期発見・治療に繋がる組織・細胞診標本作製方法として簡便なセルブロック法の検討や検体保存液の検討などを行い、標本作製技術の研究開発を行うことで、POCTにも使用可能な病理学的保存方法の確立を目指す。また、病理診断に有用な病理標本中の腫瘍マーカーの研究開発をすすめ、判定困難な症例で早期診断を可能とする病理学的に有用な腫瘍マーカーの探索研究を行う。

下郷 智弘(Tomohiro Shimozato)

職位:准教授
学位:博士(医療技術学)

治療装置からの放射線挙動を、実測及びシミュレーションによって解析し、線量分布が形成される機序を研究する。体内の線量分布を計算する正確なアルゴリズムの開発を行う。粒子線治療の飛躍に伴う生物学的効果を臨床検査学と連携し研究を進める。副作用ケアの観点から看護学と連携し、治療時の患者データから心理的・身体的な変化を解析し、医療機関に提供することでより実務的なデータの蓄積を行う。

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岐阜医療科学大学 入試広報課