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田中邦彦教授が関市立緑ヶ丘中学校でがん教育の出前授業を行いました

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11月25日(火)に、関市立緑ヶ丘中学校において、薬学部の田中邦彦教授による「がん教育」の出前授業を実施しました。

対象は中学3年生140人で、体育館にて講義が行われました。

 

本授業は、文部科学省が推進する「がん教育」の一環として実施されたもので、がんの正しい知識や予防法、治療の考え方などについて学ぶとともに、自他の健康と命の大切さを考える機会とすることを目的としています。

がんは、生涯のうち国民の2人に1人がかかるとされる身近な病気である一方で、正しい知識を持つことで予防や早期発見・早期治療につなげることが可能です。

 

当日は、がんがどのような病気なのか、生活習慣との関係、検診で早期発見の大切さなどについて、スライドや具体的な例を用いて分かりやすく解説。

生徒たちは真剣な表情で講義に耳を傾け、自分自身や家族の健康について考える姿が見られました。

 

本取り組みは、今年で6年目を迎え、年々依頼校が増えており、今年度は関市内の小中学校7校での実施を予定しています。
大学が地域の学校と連携し、子どもたちに医療や健康について学ぶ機会を提供することは、将来の地域医療を支える人材育成や健康意識の向上にもつながる重要な取り組みです。

今後も本学では、地域に根ざした教育・啓発活動を通じて、健康や医療に関する正しい知識の普及に取り組んでまいります。

 

参加した生徒の声(抜粋)
「身近な病気とは知りつつも、子供は関係ないと思っており、今までは表面上のことしか理解していなかったため、今回のようなお話を聞くことができてよかったです。」
「私はがんが自分の細胞からできるということを初めて知りました。」
「がんは自覚症状がないものもあり、罹っているかどうかが分からないところががんの怖さだと思いました。」
「気づくのに時間がかかるけど、大きくなると進行が早いので、だから1年に1回の検診が大切なのだとわかりました。」
「2人に1人がかかるので、結構身近な存在だと思うし、がんになりにくくするために、禁煙や食事管理、運動に気を付けて生活し、大人になったら検診を受けたいです。」

 

※本取り組みの様子は、2025年11月27日付の中日新聞 でも紹介されました。

 

生徒たちにがんの正しい知識を伝える田中教授

 

授業の途中にはがんに関するクイズも行いました