看護師になるには大学と専門学校どっち?進路別のメリットを比較して解説
看護師を目指すなら大学と専門学校のどちらがいいのか迷っている人へ、違いと選び方の判断基準を整理
看護師になるルートは主に2つ、4年制大学と3年制の専門学校です。
どちらを卒業しても看護師国家試験の受験資格は得られ、合格すれば同じ「看護師」として働けます。
違いが出るのは、学べる内容の幅、取れる資格の選択肢、卒業までの年数と費用、そして卒業後のキャリアの広がりです。
だから「どっちが上か」ではなく「自分は何を優先するか」で選ぶのが正解です。
「1年早く働ける専門学校のほうが得なんじゃない?」
「大学のほうが給料がいいって聞いたけど本当?」
「親は大学って言うけど、費用が心配……」
検索すればするほど意見が割れていて、決められなくなっていませんか。
この記事では、両者の違いを公平に比較したうえで、迷っていた先輩たちが実際に使った判断基準を紹介します。
【この記事のポイント】
- 大学も専門学校も看護師国家試験の受験資格は同じで、違いは「学びの幅」と「資格の選択肢」に出る
- 大学は4年間で保健師などへの道が開けやすく、専門学校は3年間で現場に早く出られる
- 選ぶ基準は他人の評判ではなく、将来やりたい看護と優先順位で決めるのが後悔しないコツ
この記事の結論
- 最も重要なのは、卒業後10年を想像して「資格とキャリアの選択肢をどれだけ持ちたいか」で選ぶことです。
- 大学の強みは、保健師などの資格に挑戦できる可能性と、じっくり学べる4年間の時間です。
- 専門学校の強みは、3年間で卒業でき、実践中心のカリキュラムで早く現場に立てることです。
- どちらにも合う人がいるため、両方の説明会に足を運んで比較してから決めるのがおすすめです。
大学と専門学校の違いを具体的に知りたい人へ、3つの視点で公平に比較
学ぶ年数とカリキュラムの違い:4年でじっくりか3年で実践か
大学は4年間、専門学校は多くが3年間で看護師国家試験の受験資格を得ます。
専門学校は看護の実践技術を中心に、密度の濃いカリキュラムが組まれています。
1年でも早く現場に出たい人には大きな魅力です。
一方、大学は看護学に加えて一般教養や研究的な学びまで、時間をかけて幅広く学べます。
実は、この「時間の余裕」の差は入学後の生活にも影響します。
3年制は前倒しで実習や国家試験対策が進むため、スケジュールがタイトになりがちです。
ケースによりますが、勉強と部活やアルバイトを両立したい人、じっくり考えて身につけたい人には4年間のほうが合うことが多いです。
文部科学省の公表でも、看護系大学の数は近年増加傾向にあり、大学で看護を学ぶ流れは全国的に広がっています。
取れる資格とキャリアの広がり:保健師・助産師への道は大学が有利
資格の選択肢は、両者のいちばん大きな違いです。
保健師や助産師を目指す場合、大学なら在学中や卒業後の専攻科で受験資格に近づけるルートがあります。
例えば岐阜医療科学大学の看護学部では、看護師国家試験の受験資格に加え、選択制(20名程度)で保健師国家試験の受験資格を目指せます。
さらに同大学には助産学専攻科があり、卒業後に助産師を目指す道も用意されています。
専門学校卒でも保健師や助産師になれないわけではありませんが、別の学校に入り直す必要があり、時間と費用が追加でかかります。
正直なところ、高校生の段階で「絶対に病棟看護師一本」と決め切れる人は多くありません。
将来の選択肢を広く持っておきたいなら、大学ルートの価値は大きいと言えます。
費用と初任給の違い:かかるお金と生涯で見たお金
費用面では、一般に専門学校のほうが卒業までの総額を抑えやすい傾向があります。
一方で就職後は、大卒のほうが初任給がやや高く設定される職場が多く、昇進の要件に学歴が関わる病院もあります。
よくあるのが、入学時の費用だけを比べて、働き始めてからの違いを見ずに決めてしまう失敗です。
お金の比較は「入口の費用」と「出口以降の収入・キャリア」をセットで考えてください。
また、大学・専門学校ともに奨学金や特待生制度を設けている学校が多くあります。
制度の内容は学校ごとに違うため、気になる学校の公式情報で確認するのが確実です。
岐阜医療科学大学の学費・特待生・奨学金の情報は公式ページ(https://www.u-gifu-ms.ac.jp/admissions/expenses/)にまとまっています。
どちらを選ぶか決めきれない人へ、先輩たちが実際に使った判断基準
後悔しないための判断基準は5つある
進路に迷った先輩たちが使っていた基準を5つ紹介します。
1つ目、保健師や助産師に少しでも興味があるか。
あるなら大学ルートが近道です。
2つ目、1年でも早く働くことと、4年間の学びの幅のどちらを優先したいか。
3つ目、学費と生活費を家族とどう分担できるか。
4つ目、国家試験対策のサポート体制が自分に合っているか。
担任制の有無や模試・補習の仕組みは学校差が大きいポイントです。
5つ目、キャンパスの雰囲気や通いやすさに納得できるか。
この5つを紙に書き出して優先順位をつけると、他人の意見に流されない自分の答えが見えてきます。
よくある失敗は「評判」と「偏差値」だけで決めること
Aさん(高3)は、SNSで「専門学校はきつい」「大学は遊んでしまう」という両方の書き込みを見て、深夜まで検索を繰り返す日が続いていました。
検索窓に同じ言葉を何度も打ち込んでは、答えが出ずに画面を閉じる。
そんな状態から抜け出せたきっかけは、母親の一言でした。
「ネットの誰かじゃなくて、実際に行く学校を見て決めたら?」
半信半疑で大学と専門学校の説明会に1つずつ参加してみると、カリキュラム表も先生の距離感もまったく違うことが分かったそうです。
「比べたら、自分は保健師の道も残したいんだって気づけました」
Aさんは大学進学を選び、翌朝から求人サイトではなく大学のパンフレットを開くようになりました。
評判や偏差値は材料の1つにすぎません。
自分の目で比べた情報だけが、納得できる決断につながります。
一方で、Bさん(卒業生の姉)のように「早く現場に出て手に職をつけたい」と専門学校を選び、3年で看護師になって満足している人もいます。
Bさんは「私は目標が病棟看護師一本だったから3年制で正解だった。でも妹は保健師も迷っていたから大学を勧めた」と話していたそうです。
同じ家族でも答えが分かれる。
つまり、正解は人によって違うということです。
迷ったら両方の説明会・オープンキャンパスに行くのが最短ルート
結論として、迷っている人ほど「行動して比べる」のが最短ルートです。
比較していた先輩たちは、大学と専門学校の両方に足を運び、「取れる資格」「国家試験サポート」「実習先」「学費と奨学金」を同じ項目で見比べていました。
1校だけ見て即決するより、2〜3校を比べたほうが納得度は確実に上がります。
岐阜医療科学大学のオープンキャンパスでは、看護学部の学科説明会や入試説明会、個別相談(希望制)があり、大学ルートの実際を確かめられます。
名古屋駅やJR岐阜駅などから無料シャトルバスも運行しています。
迷っている段階でこそ、一度現場の空気に触れてみてください。
- オープンキャンパス情報: https://www.u-gifu-ms.ac.jp/event/opencampus/
よくある質問(FAQ)
Q1. 大学と専門学校で国家試験の受験資格に違いはありますか?
A1. ありません。
どちらを卒業しても看護師国家試験の受験資格が得られ、合格すれば同じ看護師免許です。
違いは学びの幅と資格の選択肢に出ます。
Q2. 就職のしやすさに差はありますか?
A2. 看護師は全国的に需要が高く、どちらの卒業でも就職先は幅広くあります。
ただし保健師枠や一部の昇進要件など、大卒が条件になる道もあります。
Q3. 給料に差はありますか?
A3. 一般に大卒のほうが初任給がやや高く設定される職場が多いです。
金額差は病院ごとに異なるため、就職時に募集要項で比較するのが確実です。
Q4. 専門学校から保健師や助産師にはなれませんか?
A4. なれますが、卒業後に別の養成機関へ進む必要があります。
最初から興味があるなら、大学ルートのほうが時間的に近道です。
Q5. 4年制の専門学校もあると聞きました。
A5. あります。
年数だけでなく、取れる資格・カリキュラム・サポート体制を含めて比較することが大切です。
学校ごとの公式情報で確認しましょう。
Q6. 学力に自信がなくても大学を目指せますか?
A6. 目指せます。
入試方式は複数あり、入学後の学習サポートも学校差が大きいポイントです。
クラス担任制など支援体制を説明会で確認してみてください。
Q7. いつまでに決めればいいですか?
A7. 高3の夏までに方向性を固めると、入試方式の選択肢を広く持てます。
高1・高2なら、まず両方の説明会に参加して比較材料を集めるのが先です。
まとめ
この記事のまとめ:要点3つ
- 大学と専門学校は受験資格に差はなく、違いは学びの幅・資格の選択肢・年数と費用に出る
- 保健師・助産師への興味があるなら大学ルート、1年でも早く現場に出たいなら専門学校が候補になる
- 評判や偏差値ではなく、5つの判断基準と自分の目で比べた情報で決めるのが後悔しない選び方
迷いは、比較材料が足りないサインです。
岐阜医療科学大学のオープンキャンパスで、大学で学ぶ看護の実際を確かめてみてください。
学科説明会・個別相談・学食ランチ体験まで、進路の判断材料が1日で集まります。
医療職の進路を全体から整理したい方へ
医療職には、医師や看護師だけでなく、リハビリ職、検査職、放射線職、薬剤師、医療事務など、さまざまな選択肢があります。
進路を考える際は、資格の取得方法や仕事内容だけでなく、自分の適性、働き方、将来性、ほかの医療職との連携まで含めて整理することが大切です。
医療職ごとの役割や違い、進学先の選び方、チーム医療の仕組みを全体から理解したい方は、「医療職の進路をどう考えるべきか|職種理解からチーム医療までの構造整理」もあわせてご覧ください。
医療職への理解を深めたい方へ
医療職の進路を考えるには、職種、適性、資格、将来性、働き方を整理することが大切です。気になるテーマからご覧ください。
医療職の種類と役割
医療職ごとの仕事内容や、医療現場で担う役割を知りたい方はこちら。
医療職に向いている人の考え方
医療職に求められる適性や、仕事と向き合う姿勢を知りたい方はこちら。
医療職に必要な資格と学びの構造
必要な資格、進学先、国家試験までの流れを整理したい方はこちら。
医療職の将来性と社会的役割
医療職の需要や将来性、社会の中で果たす役割を知りたい方はこちら。
チーム医療という働き方の本質
多職種が連携して患者さんを支える、チーム医療の仕組みを知りたい方はこちら。
医療職を目指すなら、岐阜医療科学大学で学びませんか?
岐阜医療科学大学では、臨床検査技師、診療放射線技師、薬剤師、看護師、助産師など、医療現場を支える専門職を目指せます。
医療職の仕事内容や資格、進路について理解を深めたら、次は実際の学びの環境や入試情報を確認してみましょう。学部・学科の特徴、入試制度、オープンキャンパスなどの最新情報は、高校生・受験生専用サイトから確認できます。
高校生・受験生の方はこちら
【入試について問い合わせる】
フリーダイヤル:0120-23-4186
【イベントについて問い合わせる】
TEL:0574-65-6555
関キャンパス
保健科学部
臨床検査学科・放射線技術学科
大学院
保健医療学研究科
〒501-3892
岐阜県関市市平賀字長峰795-1
TEL:0575-22-9401
FAX:0575-23-0884
可児キャンパス
薬学部
薬学科
看護学部
看護学科
助産学専攻科
〒509-0293
岐阜県可児市虹ヶ丘4-3-3
TEL:0574-65-6555
FAX:0574-65-7801
岐阜医療科学大学の最新情報をチェック
大学での学びや学生生活、イベント情報は、各公式SNSでも発信しています。
▶︎Instagram
▶︎X
▶︎TikTok
▶︎YouTube
▶︎公式LINE
医療職への第一歩として、まずは学部・学科の情報や入試イベントを確認してみてください。
カテゴリー
- カテゴリーがありません。


