高校生・受験生

専用サイト

訪問者別
メニュー
言語
アクセス
ご寄付の
お願い
NEWS
お知らせ

医療MaaS(マース)車両の完成披露式典を開催しました

  • お知らせ
  • イベント・入試
  • 一般の方へ

岐阜医療科学大学は2025年6月29日、関キャンパスにて医療MaaS車両「メディモGIFU」の完成披露式典を開催しました。
医療MaaSとは、「Mobility as a Service(サービスとしての移動)」の考え方を医療分野に応用し、移動型の診療・検査・遠隔診療機能を備えた車両を活用して、地域医療や災害支援を行う新しい医療サービスの形です。
本学ではこの医療MaaS車両を、学生の実践的な教育教材として運用するとともに、将来的には災害時の応急対応や過疎地での医療支援など、地域貢献のツールとして広く活用することを目指しています。

 

式典当日は、岐阜県、関市、可児市、美濃加茂市の関係者らをはじめ、県内医療団体や連携病院の関係者、大学関係者など約200人が出席し、新たに導入した医療MaaS車両の完成を祝いました。
第1部では、山岡一清学長より「能登半島地震を契機に、どんな時も地域の命を支える存在でありたいと思い、導入に至った。今後は学生教育に活用するとともに、自治体や医療機関と連携し、地域に寄り添う医療支援を目指していきたい」とのあいさつがありました。
続いて、愛称の発表、そして車両の除幕式(テープカット)・学生らによるオンライン診療のデモンストレーションを実施。心電図・超音波機器や遠隔診療システムなどの紹介を通して、車両の多機能性と実践的な活用場面が紹介されました。

 

第2部の特別講演では、中部国際医療センター 副病院長・山田実貴人氏による「能登半島地震の支援経験を踏まえた、医療MaaSと災害対応」、松波総合病院 理事長・松波英寿氏による「医療MaaS車両導入の意義と地域医療構想」をテーマにした講演が行われ、医療の現場と未来について多くの学びを得る機会となりました。

 

今後はこの車両を、学生教育のみならず、地域連携・災害時支援にも活用し、地域に寄り添う新たな医療のかたちを構築してまいります。

 

 

関係者によるテープカット

 

 

遠隔診療のデモンストレーション

 

 

中部国際医療センター 副病院長・山田実貴人氏による記念講演

 

 

松波総合病院 理事長・松波英寿氏による記念講演