放射線技術学科　下郷教授が日本放射線治療品質管理委員会 実技セミナーにて教育講演を行いました

2025年7月12日（土）、日本放射線治療品質管理委員会 地域連携支援委員会が主催する実技セミナーにおいて、本学保健科学部 放射線技術学科の下郷智弘教授が教育講演を行いました。

下郷教授は、長年にわたり臨床現場にて放射線治療に携わり、豊富な経験と専門的知見を有する放射線治療のスペシャリストです。

本セミナーは、放射線治療の安全性と質の向上を目的として、各地域において指導的な立場を担う放射線技師を対象に、毎回テーマを設定して実施されているものです。参加者は、現場での実践に直結する知識と技術を学び、自施設に持ち帰って伝達・展開する役割も担っています。

今回の教育講演では、「電子線による放射線治療」に焦点を当て、誤りやすいポイントや放射線計測時の注意点について解説が行われました。受講者からは、「明日からの業務にすぐに活かせる内容だった」との声が多数寄せられ、講演後には活発なディスカッションも行われました。

岐阜医療科学大学では、診療放射線技師の育成にとどまらず、卒業後の継続的なスキル向上や専門職としての成長を支援できる大学を目指して、今後も取り組みを進めてまいります。