薬学科6年生の野村優太さんが日本薬学会第146年会 学生優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞
2026年3月26日から29日にかけて大阪で開催された日本薬学会第146年会において、本学薬学科・伊藤哲朗教授らの研究グループに所属する野村優太さん(発表当時5年生)が、学生優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞しました。
本研究は、伊藤哲朗教授および深谷匡准教授の指導のもとで行われたものです。
野村さんは、「フタバガキ科 Shorea robusta 葉部由来レスベラトロール二量体・四量体の構造研究」と題して発表を行いました。
本研究では、葉部抽出物からレスベラトロール二量体および四量体を単離し、詳細な構造解析と生合成的考察を行いました。さらに、葉部が同系化合物の持続的供給源となり得ることを示し、資源利用の観点からも重要な知見を得ました。
発表資料の作成にも主体的に取り組み、当日は手持ち資料に加えて分子模型を駆使しながら、分子量920に達する高分子ポリフェノールの複雑な立体構造を来場者一人ひとりに丁寧に説明しました。また、残された課題の解決に向けて専門家へ積極的に質問し、理解を深めようとする姿勢も見られ、これらの点が高く評価され、今回の受賞につながりました。
受賞者コメント
野村さんは、今回の受賞について次のように述べています。
「今回、日本薬学会第146年会 学生優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞することができ、大変うれしく思います。新規化合物の立体構造を推察することは難しく、多くの試行錯誤を重ねましたが、指導教員の先生方をはじめ、生薬学・漢方薬学分野の先輩、同級生、後輩の支えがあって発表することができました。周囲の方々への感謝を忘れず、今後も一層精進していきたいと思います。」
日本薬学会第146年会での受賞後、薬学棟内に掲示されたポスターの前で賞状を手にする野村優太さん
日本薬学会公開URL:https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/pharm146/content/prize-general