医療系大学の入試科目とは?共通テストの要否と受験科目の注意点を解説
医療系大学を受けるのに共通テストが必要なのか分からない人へ、入試科目の調べ方と注意点を解説
医療系大学の受験に共通テストが必ず必要、というのは誤解です。
国公立大学は原則として共通テストが必要ですが、私立大学は大学独自の入試だけで受験できる方式を持つ学校が多くあります。
つまり、共通テストを受けるかどうかは「どの大学のどの方式で受けるか」で決まります。
判断の手順は3つ。
候補校の募集要項を見る、方式ごとの科目を書き出す、自分の選択科目と照らす。
この順で進めれば、科目のミスマッチは防げます。
「共通テストの勉強までやる余裕なんてない」
「そもそも自分の理科の選択で受けられるの?」
夜に募集要項のPDFを開いては、用語の多さに閉じてしまう。
そんな人のために、この記事では医療系大学の入試方式と科目の全体像、募集要項の読み方、科目選択で失敗しないための注意点を整理します。
読み終えれば、自分が何の科目を勉強すべきか、紙に書き出せる状態になります。
【この記事のポイント】
- 国公立は共通テストが原則必要、私立は独自入試のみで受けられる方式もあり、大学と方式で要否が変わる
- 医療系は理科の選択科目の指定が合否の入り口を左右するため、募集要項の科目欄を最優先で確認する
- 総合型・学校推薦型・一般選抜で科目も評価方法も違うので、方式ごとに分けて調べるのが鉄則
この記事の結論
- 最も重要なのは、「医療系だから共通テスト必須」と思い込まず、候補校の募集要項で方式ごとの科目を確認することです。
- 国公立志望なら共通テスト対策が前提、私立専願なら独自試験の科目に集中する選択もできます。
- 理科の選択科目(物理・化学・生物)の指定は大学・学科で異なり、高校での選択と合わない大学は受けにくくなります。
- 総合型選抜や学校推薦型選抜では、面接・小論文・書類など学力試験以外の評価も使われます。
医療系大学の入試方式と共通テストの要否
まず全体の地図を持ちましょう。
正直なところ、ここが整理できていないまま「なんとなく不安」になっている受験生がとても多いのです。
国公立と私立で前提が違う
国公立大学の一般選抜は、共通テストと大学ごとの個別試験の組み合わせが原則です。
一方、私立大学は事情が異なります。
大学独自の筆記試験だけで完結する方式、共通テストの成績を利用する方式、両方を組み合わせる方式など、複数の入り口を用意している学校が一般的です。
私立専願なら、共通テストを受けずに受験を組み立てることも可能です。
逆に、共通テスト利用方式を使えば、1回の共通テストで複数の私立へ出願できる場合もあります。
どちらが有利かはケースによりますが、「必須かどうか」ではなく「使うと得かどうか」で考えるのが私立受験の発想です。
なお、各大学のその年の科目・方式は必ず最新の募集要項で確認してください。
岐阜医療科学大学の入試情報も、公式サイトと入試課(0120-23-4186)で最新のものを確認できます。
方式は3ルート:総合型・学校推薦型・一般選抜
入試方式は大きく、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜の3つです。
文部科学省の実施要項に基づき、総合型選抜は9月以降、学校推薦型選抜は11月以降に出願が始まるのが全国共通の流れです。
総合型・推薦型では、書類・面接・小論文・基礎学力検査など、筆記の学力試験だけに頼らない評価が使われます。
「共通テストが不安だから医療系は無理」と諦める前に、この2ルートの存在を知っておいてください。
実は、評価の軸が違うだけで、求められる準備の量が少ないわけではありません。
志望理由書や面接には、職種研究と大学研究の深さがそのまま出ます。
早く動いた人が有利になるルートだと考えると分かりやすいです。
募集要項の読み方:見るべきは3ヶ所
募集要項で最初に見るべきは、次の3ヶ所です。
1つ目、方式ごとの試験科目と配点。
2つ目、理科・数学の選択科目の指定範囲。
3つ目、出願資格と日程。
Aさん(高3)は、夏休みに候補校3校の要項を印刷し、科目欄に蛍光ペンを引いて一覧表を作りました。
「表にしたら、3校とも化学で受けられるって分かって、急に道が見えた」
それまで毎晩スマホで「医療系 入試 科目」と検索しては答えが出なかったのが、1時間の作業で解決したのです。
最初は面倒に見える作業ほど、不安を確実に減らします。
科目選択で失敗しないための注意点
方式の地図が描けたら、次は自分の科目と照らし合わせる段階です。
ここでのミスは取り返しに時間がかかるので、注意点を先に知っておきましょう。
理科の選択科目が入り口を決める
医療系の入試で最も注意すべきは理科です。
物理・化学・生物のどれで受けられるかは、大学・学科によって指定が異なります。
よくあるのが、高2で生物を選択した後に、志望学科が物理系の科目を重視すると知って慌てるケースです。
一般論として、放射線系は物理の学びと関わりが深く、検査系・薬学系は化学・生物との関わりが深い分野です。
ただし入試科目としてどれを課すかは大学ごとに違うため、思い込みで決めず要項で確かめてください。
高1・高2でまだ選択前なら、志望候補の科目指定を先に調べてから選ぶのが安全です。
選択済みの人は、自分の科目で受けられる大学を軸に候補を組み直せば問題ありません。
英語・数学と配点バランスの見方
医療系というと理科ばかり意識されますが、英語と数学の配点も合否を左右します。
大学によっては英語の配点が理科と同等以上のこともあり、理科だけ得意でも届かない場合があります。
配点表を見て、自分の得意科目が活きる方式を選ぶ。
これは立派な戦略です。
また、医療の現場では英語の文献や検査機器の表記に触れる場面もあり、英語は入学後にも活きる科目です。
捨て科目にせず、配点に応じた時間配分で積み上げておきましょう。
Bさん(高3)の教室での会話を紹介します。
「俺、化学は得意だけど英語がなあ」
「なら英語の配点が低い方式を探せば?同じ大学でも方式で配点違うよ」
この一言で要項を見直したBさんは、自分に合う方式を見つけて出願先を決めました。
最初は半信半疑だったそうですが、配点を並べた表を見て納得したといいます。
翌朝、単語帳を開く時間が10分だけ増えました。
迷ったら大学に直接聞く
科目の解釈や既卒・転科などの個別事情は、自己判断が一番危険です。
大学の入試課は、受験生からの質問を受けるための窓口です。
オープンキャンパスの入試説明会や個別相談も、科目の疑問を解消する場として使えます。
岐阜医療科学大学のオープンキャンパスでも、入試説明会・入試対策講座や希望制の個別相談が用意されています。
「こんな初歩的なこと聞いていいのかな」とためらう必要はありません。
入試課の方に聞けば、要項のどこを見ればいいかまで教えてもらえます。
質問した受験生から順に、不安が消えていきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 私立の医療系大学に共通テストは必要ですか?
A1. 必須ではありません。
私立は独自試験のみの方式を持つ大学が多く、共通テスト利用方式は選択肢の一つです。
候補校の募集要項で方式ごとの科目を確認してください。
Q2. 理科は物理・化学・生物のどれを選ぶべきですか?
A2. 志望学科の科目指定によります。
一般に放射線系は物理、検査系・薬学系は化学・生物との関わりが深いですが、入試で課す科目は大学ごとに違うため要項の確認が先です。
Q3. 文系でも医療系大学を受けられますか?
A3. ケースによりますが、方式によっては受験可能な場合があります。
ただし入学後は理科系科目の学びが前提になるため、入試の可否と入学後の学習量の両方で判断してください。
Q4. 総合型選抜に学力試験はないのですか?
A4. 書類・面接・小論文に加え、基礎学力を確認する検査を課す大学もあります。
「学力不問」ではなく「評価軸が違う」と理解するのが正確です。
Q5. 共通テスト利用方式のメリットは何ですか?
A5. 1回の共通テストの成績で複数大学に出願でき、移動や日程の負担を減らせる点です。
一方で合格ラインの読みにくさもあるため、独自方式との併用が定番です。
Q6. 入試科目はいつまでに調べればいいですか?
A6. 理科の科目選択がある高1〜高2前半までが理想です。
高3なら夏までに候補校の要項を一覧表にし、勉強する科目を確定させましょう。
Q7. 募集要項はどこで手に入りますか?
A7. 各大学の公式サイトからの閲覧や資料請求で入手できます。
岐阜医療科学大学は公式サイトの資料請求ページから取り寄せられ、疑問は入試課へ直接質問できます。
まとめ
この記事のまとめ:要点3つ
- 共通テストの要否は大学と方式で決まり、私立は独自試験のみで受けられる場合も多い
- 医療系入試の最重要チェックは理科の選択科目の指定で、募集要項の科目欄と配点を一覧表にするのが確実
- 総合型・学校推薦型・一般選抜の3ルートを方式ごとに分けて調べ、迷ったら入試課や個別相談で直接確認する
科目の不安は、調べた瞬間から小さくなります。
今夜、候補校の募集要項を1校分だけでも開いてみてください。
岐阜医療科学大学のオープンキャンパスでは、入試説明会・入試対策講座や希望制の個別相談で、科目や方式の疑問を直接確認できます。
迷っている段階でこそ、一度現場の空気に触れてみてください。
医療職の進路を全体から整理したい方へ
医療職には、医師や看護師だけでなく、リハビリ職、検査職、放射線職、薬剤師、医療事務など、さまざまな選択肢があります。
進路を考える際は、資格の取得方法や仕事内容だけでなく、自分の適性、働き方、将来性、ほかの医療職との連携まで含めて整理することが大切です。
医療職ごとの役割や違い、進学先の選び方、チーム医療の仕組みを全体から理解したい方は、「医療職の進路をどう考えるべきか|職種理解からチーム医療までの構造整理」もあわせてご覧ください。
医療職への理解を深めたい方へ
医療職の進路を考えるには、職種、適性、資格、将来性、働き方を整理することが大切です。気になるテーマからご覧ください。
医療職の種類と役割
医療職ごとの仕事内容や、医療現場で担う役割を知りたい方はこちら。
医療職に向いている人の考え方
医療職に求められる適性や、仕事と向き合う姿勢を知りたい方はこちら。
医療職に必要な資格と学びの構造
必要な資格、進学先、国家試験までの流れを整理したい方はこちら。
医療職の将来性と社会的役割
医療職の需要や将来性、社会の中で果たす役割を知りたい方はこちら。
チーム医療という働き方の本質
多職種が連携して患者さんを支える、チーム医療の仕組みを知りたい方はこちら。
医療職を目指すなら、岐阜医療科学大学で学びませんか?
岐阜医療科学大学では、臨床検査技師、診療放射線技師、薬剤師、看護師、助産師など、医療現場を支える専門職を目指せます。
医療職の仕事内容や資格、進路について理解を深めたら、次は実際の学びの環境や入試情報を確認してみましょう。学部・学科の特徴、入試制度、オープンキャンパスなどの最新情報は、高校生・受験生専用サイトから確認できます。
高校生・受験生の方はこちら
【入試について問い合わせる】
フリーダイヤル:0120-23-4186
【イベントについて問い合わせる】
TEL:0574-65-6555
関キャンパス
保健科学部
臨床検査学科・放射線技術学科
大学院
保健医療学研究科
〒501-3892
岐阜県関市市平賀字長峰795-1
TEL:0575-22-9401
FAX:0575-23-0884
可児キャンパス
薬学部
薬学科
看護学部
看護学科
助産学専攻科
〒509-0293
岐阜県可児市虹ヶ丘4-3-3
TEL:0574-65-6555
FAX:0574-65-7801
岐阜医療科学大学の最新情報をチェック
大学での学びや学生生活、イベント情報は、各公式SNSでも発信しています。
▶︎Instagram
▶︎X
▶︎TikTok
▶︎YouTube
▶︎公式LINE
医療職への第一歩として、まずは学部・学科の情報や入試イベントを確認してみてください。
アーカイブ
カテゴリー
- カテゴリーがありません。


